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【深読み映画レビュー】『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』 アート系ホラーの怪作!

https://www.imdb.com/title/tt7043012/mediaviewer/rm3757993472

 『ボーン・レガシー』(’12)などの脚本家として長年の実績を積み、監督デビュー作『ナイトクローラー』でアカデミー脚本賞にノミネートされるなど、その年の賞レースを席巻したダン・ギルロイ。同作で主演を務めた俳優ジェイク・ギレンホール、妻でもある女優レネ・ルッソを再び起用し、アート×ホラーという新ジャンルに挑んだ作品が、Netflixオリジナル映画として2月1日に配信がスタートした『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』です。

<ストーリー>

https://www.imdb.com/title/tt7043012/mediaviewer/rm2480958976

 主人公は容赦のない辛口批評でつとに知られ、彼の評価が作品の販売価格を左右するほどの影響力を持つアート批評家モーフ・ヴァンデウォルト(ジェイク・ギレンホール)。大規模な展示会へ足を運べば、出展する画商たちの誰もがモーフの高評価を得ようと寄ってきます。彼らにとっては、アート作品をどれだけ高く顧客に売りつけるかが全て。やり手のギャラリー・オーナー、ロードラ(レネ・ルッソ)とライバルのジョン(トム・スターリッジ)は、大御所画家ピアース(ジョン・マルコヴィッチ)や新進のストリート画家ダムリッシュ(ダヴィード・ディグス)など、作品が高値で売れる作家を巡って常に火花を散らしています。

 結局、本当に素晴らしい芸術作品は、その真価など分からない一部の富裕層が独占してしまい、一般人の目に触れる機会は滅多になくなってしまう。美術館のキュレーターとして芸術の普及活動に尽力してきたグレッチェン(トニ・コレット)は、これぞと目を付けた作品が金にものを言わせた個人コレクターに買い取られていく虚しさを長年経験し、自分の理想に見切りをつけて大富豪専属のアートバイヤーへと転職。芸術とは名ばかりの拝金主義がまかり通る世界。それが、本作で描かれる大都会L.A.のアート業界なのです。

次のページ : ストーリーの続き

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なかざわ ひでゆき

キャリア25年以上の映画&海外ドラマ・ライター。旧ソ連モスクワ育ち。日大芸術学部映...

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