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『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』 音を立てられない!緊張感MAXのスリラー待望の続編登場!

『クワイエット・プレイス』について

©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

2018年に公開された第1作は、『プロミスト・ランド』(2012)などに出演したジョン・クラシンスキーが2人の脚本家と共同で執筆した脚本を自身の監督で映画化したもので、彼の妻であるエミリー・ブラントが主演を務めた。

正体不明の“何か”によって世界中が混乱し荒廃していた。彼らは目が見えないが、その分聴覚が非常に発達していた。彼らは音がすると飛びかかり、人間を食っていた。呼吸の音すら聞き逃さない彼らによって人類は滅亡の危機に瀕し、世界は文字通り「死の静寂」に包まれていた。
そんな状況の中を、アメリカの田舎町に住むアボット一家は、知恵と努力と絆で生き延びていた。娘のリーガン(ミリセント・シモンズ)が聾啞者であることから元々手話になじみがあった彼らは、日常会話を手話で行なうことで音を立てずに意思の疎通を図ることができた。他にも、歩くことなど日常生活全般で音を立てない工夫を怠らず、この状況を切り抜けていた。だが、ある時、幼い末っ子ボーが誤って音を立ててしまったため、命を落としてしまう。それを自分のせいだと思い込んだリーガンは自分を責め続け、それがきっかけで一家の絆は弱まり始める。
1年後、リーガンが抱いていた疎外感は募る一方だったが、妊娠中だった母エヴリン(ブラント)が産気づく。出産の段階で音が出るのは間違いない。一家は安全な地下室に移動するが、“彼ら”はすでに一家の存在に気づいていた…。

限られた出演者や舞台で予算を抑え、設定と演出力で観客を最後まで映画に引き込む巧みな作り。登場人物たちと同様、観客も息の音すら立てられなく恐怖演出は見事。リアリティを重視したクラシンスキーの強い意向で、リーガン役には実際に聾唖者であるシモンズが起用された。
優れたサスペンスであると同時に家族のドラマもしっかり描き、さらには危機的状況陥った人々のエゴや危機感の欠如など、昨今のコロナ禍を予見したような部分もあり、深い内容の作品として仕上がった。
アメリカはもちろん世界中で異例の大ヒットを記録し、早い段階で続編の製作が決定していた。そしてついに、世界中の映画ファンの期待に応えて登場したのが、続編である本作だ。

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上妻 祥浩

熊本県出身・在住。地元の新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等で新作映画の解説の仕事を行な...

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