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第91回アカデミー賞で二本の音楽映画「ボヘミアン・ラプソディ」「アリー/ スター誕生」が候補になりました。関連して21世紀の音楽映画を振り返ります。
第91回アカデミー賞で「ボヘミアン・ラプソディ」「アリー/ スター誕生」という「ミュージカルではないけど、全編に音楽をフューチャーして映画が候補」になりました。この二本は前哨戦となるゴールデングローブ賞でもドラマ部門の作品賞を争い、「ボヘミアン・ラプソディ」が勝利を収めています。今回は、21世紀以降に制作された非ミュージカルの音楽映画をおさらいしてみます。
原題 :Ray
2005年1月29日より全国にて公開
2004年/アメリカ/152分
ソウルミュージックの中心的存在でロックの殿堂入りも果たしているレイ・チャールズの伝記映画。名門ジュリアード音楽院で学びミュージシャンとしても活動しているジェイミー・フォックスが生歌、生ピアノを披露。アカデミー主演男優賞をはじめとする多くの賞に輝きました。映画のサウンドラックもグラミー賞の最優秀コンピレーションサウンド トラック賞/映画・テレビ・映像部門を受賞しています。
原題 :Walk the Line
2006年2月18日より全国にて公開
2005年/アメリカ/136分
ロックの殿堂入りを果たしている伝説的なカントリーミュージシャン、ジョニー・キャッシュの伝記映画。キャッシュを演じたホアキン・フェニックスとキャッシュの二番目の妻で同じくカントリー歌手のジューン・カーターを演じたリース・ウィザースプーンは長期間に及ぶヴォイストレーニングを積んで生歌を披露。リースはアカデミー賞主演女優賞を受賞し、ホアキンもアカデミー賞主演男優賞候補になりました。
原題 :La Mome/The Passionate Life of Edith Piaf/La Vie En Rose
2007年9月29日より全国にて公開
2007年/フランス チェコ イギリス/140分
シャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描いた伝記映画。ピアフを演じたマリオン・コティヤールはアルコールと麻薬に耽溺していく壮絶人生を演じ切り、全編フランス語のフランス映画にも関わらずアカデミー主演女優賞を受賞しました。
原題 :Crazy Heart
2010年6月12日より全国にて公開
2009年/アメリカ/111分
落ち目のアル中カントリー歌手の再生を描いた音楽映画。ミュージシャンとしても活躍するジェフ・ブリッジスが存分に特技を生かし、5度目の候補で初のアカデミー賞を獲得しました。音楽を手掛けたT・ボーン・バーネットは本作でアカデミー歌曲賞を受賞。ブルーグラス、ゴスペル、ブルースなどのルーツミュージックを多用した「オー・ブラザー!」(2000)でもグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞しています。
原題 :SING STREET
2016年7月9日より全国にて公開
2016年/アイルランド=イギリス=アメリカ/106分
1980年代のアイルランドを舞台に、冴えない男子高生がバンドを結成する青春映画。監督、脚本のジョン・カーニーは元々バンドのベーシストで、PVから映画監督に転向した変わり種。彼の監督作はことごとくが音楽を題材とした一芸監督で、本作では1980年代UKロックがフューチャーされています。低予算PV風の臨場感のある演出がとてもフレッシュです受賞は逃しましたがゴールデングローブ賞作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされました。
音楽の力は絶大です。「ボヘミアン・ラプソディ」をご覧になった方には音楽の余韻がまだ残っている方も多いのではないでしょうか。2019年初頭時点で、エルトン・ジョンやレナード・バーンスタインの伝記映画の企画も上がっており、今後も音楽映画は我々観客を楽しませてくれそうです。
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ニコ・トスカーニ
フリーエンジニア兼ウェブライター。日曜作家・脚本家・映画製作者。 共同脚本・制作...
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やまだ
2019/01/09 17:05
映画を見てからハマってしまい、アマゾンミュージックでQUEENずっと聴いてます!
ジャスミン
2019/01/05 00:54
こっちでも投稿できんかったけど、それはサイト名ではなかった感じやなぁ
2019/01/05 00:47
サイト名がNGワードか
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2019/2/18 更新
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