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映画『涙の塩』フィリップ・ガレル監督の原点! 『救いの接吻』の孤高の輝き

■フランス映画の系譜

(C) ARTE FRANCE CINEMA

フィリップ・ガレル監督の映画作家としての初まりは早く、16歳の時にすでに短編映画『調子の狂った子供たち』(1964)を発表している。フランソワ・トリュフォー監督やジャン=リュック・ゴダール監督を旗手とするヌーヴェル・ヴァーグがフランス映画を席巻していた真っ最中に無名の少年の手で撮られたこの作品の映像感覚は、フランスの映画史家であるジョルジュ・サドゥールに「神童」と言わしめたほどの才能であった。とは言えフランス映画の文脈の中で次々と作品を発表していく彼もやはりゴダール監督から強い影響を受けていた1人だ。

ガレル監督が妻ニコを主演に映画を製作していった1970年代は、先行するヌーヴェル・ヴァーグの作家たちがすでに円熟味ある作品を発表していた時期にあたる。ヨーロッパ映画がそれぞれ作家の個性を活かした多様な流れを形成していた中で、ヌーヴェル・ヴァーグの申し子として常にフランス映画の最前線にあり続けているのが映画作家フィリップ・ガレル監督なのだ。

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バンビーノ(加賀谷健)

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