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【Review】SNSが生活の中心にある現代だからこそ描き出せる恐怖!『スプリー』(2020)

いまの時代、おそらくは、ほとんどの人がSNSを利用していることだろう。
同僚、クラスメイト、懐かしき友と繋がるため、今この瞬間に世界で巻き起こっていることを知るため、流行りのものや欲しい物の情報収集のためなど、理由は様々であろう。
しかし、中には自分が発信した情報が拡散され有名になる、いわゆる‘‘バズる’’ことを目的にSNSを利用しているユーザーもいる。
そんなユーザーたちの究極の成れの果てを描いた作品が『スプリー』である。
世の中には「インフルエンサー」と呼ばれる影響力のある人物が数多く存在する。
彼らは常日頃の出来事やおススメの商品などを発信して、人々に多大な影響をもたらすことで知られているが、そのほとんどがSNSをきっかけに有名になったと言えるだろう。
どんなにエンターテイメントの世界からかけ離れた存在でも、簡単に有名人になれてしまうのは良いことだと思う。
しかし、有名になるためならば手段を選ばない輩が多いこともまた事実。
映画『スプリー』は、SNSが生活の中心となり、誰でも簡単に有名人になれることへの警鐘もまた描いているのだ。

動画で‘‘バズる’’方法を思いついた!ライブ配信で人を殺せばいいんだ!www

『スプリー』(2020)

(C) 2020 Spree Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

『スプリー』の主人公であるカート・カンクル(ジョー・キーリー)は、どこにでもいるような普通の青年である。
彼は何年もの間、SNSに動画をアップし続けているが、なかなかバズることができないでいた。
そんな日々に落胆したカートは、動画配信を休止することを考え、どん底の日々を送るようになる。
しかしながら、良いアイデアというものはどん底の時に生まれる・・・。
ライドシェアアプリ「スプリー」で運転手の仕事をしていたカートは、ついに‘‘バズる’’ことに成功するのだ。
そのアイデアとは、アプリを利用する乗客たちをライブ配信中に次々と殺していき、話題を搔っ攫おうというものだった・・・。

なぜ、見出しに「www」を付けたかというと、本作の主人公カートは、あまりにも簡単に人を殺していくからだ。
カートはSNSで‘‘バズる’’ためならばどんなことでも許されるとでも思っているかのように、いとも簡単に乗客を殺害していく。
思うに、現代の若者たちはSNSというネットの世界に、あれこれ簡単に写真や動画を投稿しすぎている。
物事の判断をフォロワー数や「いいね」で決めてしまう者も多いだろう。
どんなに重大な決断であっても‘‘バズる’’ならば、人生を滅ぼしても良いと考えるユーザーがあまりにも多すぎるのが現実なのだ。

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zash@Sunset Boulevard

子供の頃から洋画と海外ドラマに精通し、その知識を活かして、2016年より海外ドラマbo...

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