
Happy Birthday!
本日お誕生日ピーター・シーガル
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基本的にこのコラムは7話&8話までを視ていることを前提にしたコラムです。
ネタバレ注意です。
なお
*そもそも『ワンダヴィジョン』とは?
*4話までのキャッチアップ
*6話までのキャッチアップ
は以下をご覧ください。
まず第7話のストーリー(明らかになったこと)をレビューしましょう。
不思議の町ウエストビューはワンダのスーパーパワーによって作られた(現実が書き換えられた)町であり、外部からは入れない“結界”がひかれています。その結界はヘックスと名付けられ、外から見ると赤いエネルギードームに覆われています。これはワンダが能力を発揮する時は赤い光を発するからです。この怪異現象はワンダ単体で仕組んだものであり、ある意味ヴィジョンもわけもわからず巻き込まれていたのです。
つまりヴィジョンに”罪”はないし、彼も事態の真実がわかっていない。
ただワンダがこの世界を作ったということはわかっている。
真実を知りたいヴィジョンはこのヘックスに取り込まれた科学者ダーシーと出会い
*自分がサノスとの戦いの中で死んだ身であること
*その死を受けいられなかったワンダがこのような世界を作り自分を蘇らせた、ということに気づきます。
一方モニカはこの怪事件を終わらせ暴走するワンダをくいとめようとします。モニカはワンダを倒したいわけではない。むしろここまで心が追い詰められたワンダを救いたいのです。そこでモニカはソードの有志の協力を得て超特殊車両でヘックスの中に突入しようとしますが結界のパワーは変異し強くなっており突破できません。意を決したモニカは生身でヘックス内に突入します。一度ヘックスに入ったことのあるモニカですからもう一度入れると。しかしこれは危険な行為でした。すでに一度へックスに入ったことのあるモニカはワンダのパワーの影響を受け体の細胞が変異しており、もう一度入ったら
その肉体になにが起こるのかわからないのです!
なんとかヘックス内に入ったモニカですが、ワンダは「私にもう関わるな!」と警告します。
対峙するモニカとワンダですが、そこになぜか隣人アグネスの現れワンダを連れて行きます。一体アグネスは何者?
ワンダはアグネスの家に行きますが、アグネスに預けた2人の子どもがどこにもいない。
子どもたちはどこ?と聞くワンダにアグネスは地下室にいる、という。
地下室におりていくとそこはあまりにも不気味かつ不可思議な空間。
とまどうワンダの前に現れたアグネスは、ついに自分の正体はアガサ・ハークネスという魔女だと告げるのです!
まず今回の最大のポイントは2つ。
1つ目はモニカがスーパーパワーを得たことです。彼女がもう一度ヘックスに入ったら細胞組織が書き換えられてしまうと“死の危険性”を示唆していましたが、なんと彼女は超人になってしまう。目の色がきれいな、でもちょっと不気味なぐらいきれいなブルーになります。
またワンダの赤い力で吹き飛ばされても耐えています。
コミックではモニカは港湾警察で任務中に特殊な光線を浴びて自分の体をエネルギー体に変身できるようになります。そしてキャプテン・マーベルの名を襲名したこともあれば、フォトン、パルサー、スペクトラムといったヒーロー名を名乗ったことがあります。僕はMCU版モニカがどういうプロセスを経てスーパーパワーを得るのか気になっていたのですがワンダのパワーを浴びて超人になるのですね。
このモニカが結界の中を進み、ヘックスのエネルギーを浴びるシーンで
彼女の過去の体験・経験に基づく声が幻聴のように響く描写がありますが
映画『キャプテン・マーベル』でキャロルが少女時代のモニカに投げかけたセリフも出てきます。
そしてもう一つの衝撃はアグネスの正体が魔女アガサ・ハークネスだったということです。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)はコミックの設定をアレンジしているので、このままコミック通りのキャラとして描かれるかどうかは不明ですが、コミックの方でも“魔女”として登場します。ミュータントとか超能力者ではなく本当に魔女。しかも“ファンタスティク・フォー”のコミックでデビューです。
ただ必ずしも極悪非道のヴィラン(悪役)ではないのですが。
しかしこの『ワンダヴィジョン』では、つまりMCUでは、彼女がヴィラン?
そしてこの町というかワンダの前に現れた目的は?(次のページ、第8話「前回までは」キャッチアップをご参照ください)
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2021/4/19 更新
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