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【怪獣大戦争】マニアじゃない人向けのゴジラ映画講座(5) シリーズ初のハリウッドとのコラボ作品!?

怪獣映画+侵略宇宙人SFの先駆け 名&珍場面も満載!

米予告編のタイトルは、再公開時に改題されたものに差し替えられています。

1作目『ゴジラ』(1954)と2作目『ゴジラの逆襲』(1955)が続けて製作された後、ゴジラ・シリーズは7年間の休止期間に入りますが、その間も東宝特撮陣はさまざまなジャンルの作品に挑戦して技術を向上させてきました。特に『地球防衛軍』(1957)と『宇宙大戦争』(1959)は、「地球侵略を企む異星人と地球の全面戦争」という、古典的なSF映画のジャンルの一つを壮大なスケールで描いた作品でした。
やがて『キングコング対ゴジラ』(1962)でゴジラも復活、1964年には『モスラ対ゴジラ』と、製作が遅れていた黒澤明監督の『赤ひげ』(1965)のピンチヒッターとして『三大怪獣 地球最大の決戦』(https://eiga-board.com/posts/2089)とゴジラ映画が2本も製作されるというにぎやかな年になりました。
そしてその翌年に公開されたのがこの『怪獣大戦争』です。『地球最大の決戦』でデビューした宇宙怪獣キングギドラの再登場による怪獣バトルに、上記の「侵略宇宙人との超科学戦争」の要素を加えるという、東宝特撮映画が多様化していたこの時期ならではの意欲作になりました。
シリーズ初期のシリアスさは影を潜めてしまったものの、娯楽映画としての魅力は満点。特に、悲劇のヒロイン・波川はそのビジュアルも含めてファンの人気が高いキャラクターです。
同時上映は、やはり当時の東宝の大人気シリーズだった『若大将』の中でも最も人気が高い『エレキの若大将』(1965)でした。同作で、加山雄三の大ヒット曲『君といつまでも』が歌われたのと同じように、『怪獣大戦争』では伊福部昭の音楽でも特に人気が高い『怪獣大戦争マーチ』がクライマックスを盛り上げています。さらに本作では、当時大流行していた(そして現在も某CMで使われている)赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』の「シェー」をゴジラがやるという伝説のシーンがありますが、『エレキの若大将』でも青大将(田中邦衛)がやっています。
X星人のキャラクターや設定は、アレンジされて『ゴジラ FINAL WARS』(2004)でも使用されています。

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上妻 祥浩

熊本県出身・在住。地元の新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等で新作映画の解説の仕事を行な...

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Kenta Koyama

2021/04/30 20:09

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