
Happy Birthday!
本日お誕生日コンスタンチン・ラヴロネンコ
© 2018 Galatée Films - Outside Films - Film Afrika D - Pandora Film - Studiocanal - M6 Films
ロンドンから、両親が経営する南アフリカのライオン・ファームへ引っ越してきた11歳の少女ミア(ダニア・デ・ヴィラーズ)は、なかなか現地の学校になじめない。そんなミアを心配した両親は、ホワイトライオンの子どもチャーリーを連れてくる。とんでもなく愛らしいライオンの赤ちゃんと遊ぶうちに、ミアとチャーリーは親友のような関係になっていった。
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子供の成長は早いもの。3年経ち、チャーリーは美しい雄ライオンに成長していた。14歳になったミアにとっては、チャーリーこそが親友で唯一無二の存在。しかし、成長したチャーリーは、もはや人を襲えば命を奪いかねない。
チャーリーと別れることはできないと拒否するミアだったが、ある日衝撃の光景を目撃してしまう。南アフリカで行われているトロフィー・ハンティングにライオンが売られているという現実……。ハンティング業者は、美しいホワイトライオン、チャーリーにも目をつけているのだった。
「世界はきっと変えられる。私が変えてみせる。」と子どもに言われたら、大人として何と答えればいいだろう。「そうだね、きっとできるよ。」と無責任に賛同するか、「いや、世の中そんなに単純じゃないよ。」と突き放すか。頭を悩ますところだ。
「難しいけど可能性はあるよ。」と妥当な回答で、子供の心に希望を残しておきたいとは思うが、もし本作の主人公ミアに問われたらこう回答するだろう。「残念だけどミア、出来ることと出来ないことがあると思うんだ。」と。
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ミアは、ライオンと信頼関係をつくることに成功している。ミアとライオンのチャーリーは友達だ。二人の友情は本物かもしれない。だが、ライオンが人間の友達を絶対に襲わないという確証はない。だからミアが、「ずっとチャーリーと一緒にいたい。」と訴えたとしても反対せざる負えない。
ミアとチャーリーの友情を信じていたい気持ちはあるが、残念だけどミアの命の危険がある限り、「できない。」とあきらめさせることが妥当なんだ。
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2021/4/19 更新
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