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本日お誕生日ジェシカ・ビール
LOS ANGELES, CA - JANUARY 08: Isabelle Huppert arrives at HBO's Official Golden Globe Awards after party held at Circa 55 Restaurant on January 8, 2017 in Los Angeles, California. (Photo by Michael Tran/FilmMagic)
KADOKAWA映画
高良健吾が見守り系ストーカーを演じた映画「アンダー・ユア・ベッド」。ふとしたきっかけから大学時代の淡い恋の相手・佐々木千尋(浜崎千尋)を探し出し、家の中に侵入し、息を潜めストーキングを繰り返す孤独な男と女の狂気を描いたラブストーリーです。
子どもの頃から虐待され、親にも友人にも名前を呼ばれたことのない孤独な主人公・三井を高良健吾が演じています。三井は大学時代に一度だけ自分の名前を呼んでくれた千尋に「また名前を呼ばれたい」一心で、結婚し夫と暮らす千尋の家のはす向かいに熱帯魚屋をオープン。
千尋の家の中と外から千尋を見続けるためだけに生きる三井が目にしたのは、毎晩、夫にDVを受けボロボロになっていく千尋の姿でした。ストーカーの狂気は愛なのか?愛する千尋を守るために、三井はただ息を潜めるだけでなく、佐々木夫婦の前に姿を現すのか?
日に日に激しくなるDV、そしてある日決定的な事件が起こり・・・。歪んだ激情が渦巻く関係性の結末とは?
佐々木夫婦が性交を交わし、DVが行われているベッドの下にずっと息を潜め、何もかもを見聞きし、もの言わぬ三井の表情が、本作における感情のすべてを物語っており、部屋が満たされる濃密な空気にクラクラしてしまいます。
三井の異常性は本物なのに、その根底は愛であり、観客はいつの間にか、三井と千尋の幸せを望んでいることに気付き、ハッとさせられることでしょう。ただ名前を呼んだだけ、幸せな結婚を望んだだけ、好きな人に再会したかっただけ。誰もが起こりうる日常から始まる狂気を描いた静かでパワフルな作品です。
ギャガ公式チャンネル
クレイジーでサスペンスフルなブラックユーモアなストーリーが世界中で話題となった映画「「エル ELLE」。過去にトラウマを抱えながらも、ゲーム会社の社長を務めるバリキャリ女性ミシェル(イザベル・ユペール)が覆面の男に襲われ、犯人捜しをするうちにミシェル自身の異常性が露になっていく、珍しいタイプのエロティック・サスペンスです。
本作で第89回アカデミー賞主演女優賞ノミネート、第74回ゴールデン・グローブ賞2部門受賞など世界各国の映画祭で125ノミネート、64の賞を受賞したイザベル・ユペールの演技は圧巻!
クレイジーでタフでエロティックなのに気品さに溢れ、思わずクレイジー・ビーナス!イザベル・ユペール様!とスタンディングオベーションしそうになってしまいます。
ミシェルを襲った犯人は誰なのか?ミシェルの異様なタフさはどこから湧いてくるのか?とサスペンスフルな展開にハラハラドキドキし、犯人がわかってからのミシェルと犯人の行動には恐怖を通り越してシニカルな笑いにニヤニヤが止まりません。文学的でクレイジー、そしてガツンと破壊力のある、これぞ上質な映画の中の映画です。
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2021/3/1 更新
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