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1993年に公開された『シンドラーのリスト』は、作家トーマス・キニーリーによる著書「シンドラーズ・リスト 1200人のユダヤ人を救ったドイツ人」の映画化。
本作は第二次世界大戦中に、独ナチスによってホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)が進められるなか、“労働力の確保”という名目で1000人以上のユダヤ人を自身が経営する軍事工場に保護し、収容所送りを阻止しようとしたオスカー・シンドラーの真実の物語が描かれます。
原作を手掛けたキニーリーは、ホロコーストを生き抜いたポーランド系アメリカ人のポルデック・プレファーバーグにインスパイアされ、「シンドラーズ・リスト 1200人のユダヤ人を救ったドイツ人」を執筆したとのこと。
原作者のインスピレーションの源となったプレファーバーグは、1963年からオスカー・シンドラーの伝記映画を製作しようと動き、もう少しのところで映画会社MGMと契約が成立しそうだったのですがプロジェクトが進まず、スティーヴン・スピルバーグ監督が興味を持つまで企画に進展がなかったそうです。
ちなみに、プレファーバーグの物語は映画でも描かれており、ジョナサン・サガール(『グローイング・アップ』シリーズ)がポルデック役を演じています。
LOS ANGELES, CALIFORNIA - FEBRUARY 13: Harrison Ford attends the Premiere of 20th Century Studios' "The Call of the Wild" at El Capitan Theatre on February 13, 2020 in Los Angeles, California. (Photo by Jean Baptiste Lacroix/WireImage)
『シンドラーのリスト』の製作が正式に動き始めたとき、主人公オスカー・シンドラーの候補としてダニエル・デイ=ルイスやロバート・デュヴァル、ケヴィン・コスナー、ステラン・スカルスガルド、メル・ギブソンらの名前が挙がっていました。
その他にはハリソン・フォードも検討されていたのですが、『スター・ウォーズ』のハン・ソロや『インディアナ・ジョーンズ』シリーズで主役を演じた彼のスター・パワーにより、映画が伝えるメッセージの重要性がかすんでしまってはいけないと、ハリソンはオファーを断ったとのこと。
最終的に、当時は無名に近かったリーアム・ニーソンがシンドラー役に抜擢され、この役でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。その後もリーアムは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではクワイ=ガン・ジン役を演じ、大ヒットアクション映画『96時間』シリーズに主演する人気を確立しました。
余談ですが、メル・ギブソンがシンドラー役を演じてなくて本当に良かったのではないかと思います。
というのも、2006年にメルは飲酒運転で逮捕された際、「クソったれなユダヤ人ども…世界の戦争は全部ユダヤ人どものせいだ」と反ユダヤ的な発言で物議を醸していたからです。そんな差別的な発言をする俳優がシンドラーを演じていたら、傑作映画の価値が下がってしまうところだったのではないでしょうか…。
スピルバーグ監督とキャスティング・チームは、無名だけれど相応しい俳優をシンドラー役にキャスティングする、先見の明があったと言えそうです。
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2021/6/21 更新
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