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国民的アイドルの殻を破った稲垣吾郎という役者の革命とは?

映画『ばるぼら』のウィスプ

国民的アイドルの殻を破った稲垣吾郎という役者の革命とは?

解説

数年前まではジャニーズ事務所のアイドルという肩書で活動していた稲垣吾郎さんですが、役者として新たな分野に走り出した先駆者だと僕は思っています。その理由は、国民的アイドルだったSMAP時代、他のメンバーはドラマや映画で主役を担う中、当時の稲垣さんにも主演作品の依頼があったにもかかわらず、映画「十三人の刺客」ではメインではなく、しかも時代劇の悪役を演じたのです。当時の常識から言えば人気絶頂のSMAPのメンバーが主役ではなく、それも時代劇の悪役を演じるというのは異例でした。しかも毎日映画コンクールでは男優助演賞を受賞して映画祭にも参加したのです。(当時ジャニーズ事務所のタレントが映画祭に参加することはほとんどなく、その数年後にV6の岡田准一さんが日本アカデミー賞の授賞式に参加したのです)稲垣吾郎さんにインタビューした際に「十三人の刺客」に出演した思いを聞いた所、「作品に参加する上でメインかサブかなんていうのは関係なくて、やりがいのある役をもらえたことが本当に嬉しかった」と語っていました。

何百人と映画人にインタビューしてきましたが、質問に対する稲垣さんのレスポンスは的確で、自分の言葉を持っている役者だと実感したのです。

作品紹介

小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)は他人と異なる性欲に悩まされていました。ある日、彼は新宿駅でホームレス同然の女性ばるぼら(二階堂ふみ)と出会い、彼女を自宅に居候させます。作家として壁にぶつかっていた美倉は、アルコール依存で礼儀を知らないばるぼらと時間を共有することで、なぜか創作意欲が沸き始めるのですが…。

手塚治虫の大人向け漫画を初映像化した実写映画である本作は、手塚治虫の実子である手塚眞氏が監督し、撮影はウォン・カーウァイ作品で馴染みのクリストファー・ドイルが担当しています。美倉役の稲垣吾郎さんとばるぼら役の二階堂ふみさんは、他の俳優が思い浮かばない程のベストキャストだと感じました。

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コトブキツカサ

73年静岡県生。映画パーソナリティとしてTV,ラジオ、雑誌などで活躍中。年間映画鑑賞数は約500本。その豊富な知識を活かし日本工学院専門学校 放送・映画科非常勤講師を務める。

【2021年】おすすめ サスペンス洋画 歴代ランキング TOP10

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株式会社doroguba(ドログバ)

2021/05/14 22:32

おもしろかったです

5

「名探偵コナン 緋色の弾丸」

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