名優たちが出演する王道とは異なるギャング映画3選

①『L.A.ギャングストーリー』（2013）

https://www.imdb.com/title/tt1321870/mediaviewer/rm3698699776?ref_=tt_ov_i

作品情報・あらすじ

公開：2013年
製作国：アメリカ
監督：ルーベン・フライシャー
出演：ジョシュ・ブローリン/ライアン・ゴズリング/ショーン・ペン/エマ・ストーン/ジョヴァンニ・リビシ/ロバート・パトリック/アンソニー・マッキー/マイケル・ペーニャ/ニック・ノルティ　ほか

LAを牛耳るミッキー・コーエン（ショーン・ペン）というユダヤ系ギャングを倒すために、LA市警のならず者警官たちで結成されたチームが"バッジ"を捨てて、戦いを挑む様を描く。

予告編・見どころ

実話をベースとしている作品のため、ドラマチックにするために恐らくかなりの脚色が加えられているように思います。
ある意味ではギャングたちの混沌とした世界観というよりも当時のLAという活気に満ちた空気感を掴んだ夢のような映像描写が際立っているとも言えます。
重きを置いている部分はドラマ性ではなく、終始、アクション映画さながらというかむしろアクション映画として描ききった作品。
監督を務めたルーベン・フライシャーは長編監督3作目で、『ゾンビランド』（2009）や『ピザ・ボーイ 史上最凶のご注文』（2011）などコメディ映画で馴らしてきた監督。
『荒野の七人』（1960）などの西部劇かのごとく、我の強い少数精鋭たちが巨悪に立ち向かっていく姿には爽快感があり、気持ちの良いアクション映画であることは間違いない。
チームをまとめ上げるロサンゼルス市警のアウトロー・オマラを演じるジョシュ・ブローリン、チームの若きホープ・ジェリーを演じるライアン・ゴズリング、悪役であるミッキー・コーエンを演じるショーン・ペンといった名優たちの演技は圧巻です。
ライアンとエマ・ストーンの共演も見逃せない！