【Review】大注目！ペイトン・エリザベス・リー主演『シークレット・ソサエティ ～王家第二子 秘密結社～』

王族に生まれた者の宿命・・・それは将来必ずや国を統治する存在にならなければならないということだ。
したがって、幼い日から王や女王になるために必要な教育を受け、常に自由のない生活を強いられる。
しかしながら、それは王族の第一子として生まれた者の宿命である。
もしも、正統な王位継承者ではなく、王族の第二子としてこの世に生まれていたら？
ディズニープラス・オリジナル映画『シークレット・ソサエティ ～王家第二子 秘密結社～』は、多くのプリンセスやプリンスを輩出してきたディズニー作品において、きわめて異例の作品と言える。
そう、のちに王や女王となる存在ではなく、王族の第二子として生まれたプリンセスやプリンスたちを主人公にしているのだ。
このあまりにも挑戦的なファンタジー・アクションの魅力を紹介しよう！

『シークレット・ソサエティ ～王家第二子 秘密結社～』とは？

『シークレット・ソサエティ ～王家第二子 秘密結社～』（2020）

© 2020 Disney 10月2日（金）よりディズニープラスで独占公開

『シークレット・ソサエティ ～王家第二子 秘密結社～』の主人公は、架空の王国・イリリア王国の王家の血筋を継ぐサム（ペイトン・エリザベス・リー）。
彼女は、気品に溢れた王女様というタイプではない。
パンクロッカーのような服装に身を包み、君主制に対して批判の声を上げる。間もなく18歳となり、女王となる姉のエレノアとは正反対の性格の持ち主である。
そんなサムには王族に生まれたからこその悩みがあり、敷かれたレールの上を歩んでいくような人生を嫌い、自分の居場所を探しているのだ。
ある日、サムは親友のマイクと共にやって来たライブ会場で、自らの超感覚に目覚めてしまったことから問題行動を起こしてしまう。
これにより、楽しみにしていた夏休みをサマースクールに費やすことになってしまうが、これこそがサムにとって人生のターニングポイントとなる。
サムが向かったサマースクールは、超能力を持った王家の第二子たちが集まる秘密結社に入るための訓練だったのだ・・・。