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本日お誕生日ベッキー
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動物が人間を襲うパニック映画と聞けば、真っ先に思い浮かべるのはサメでしょう。
映画『ジョーズ』をはじめ、B級映画界でも常に新しい作品が作られています。(中には長寿シリーズものまで!)
しかし、同じ動物パニック映画内で常にサメの座を狙っている動物がいるのです…。
それは「ワニ」。
水中はもちろん、陸でも猛威を振るうワニは生態系の中で頂点に君臨すると恐れられている存在です。
そんなワニを題材にした映画はB級映画界で何度も制作されてきました。
そして近年、ハリウッド映画『クロール ―凶暴領域―』が公開されたことで、映画ファン以外にもワニ映画の存在が広く知られることに。
筆者も『クロール』からワニ映画に興味を持ったひとりですが、調べてみるとアメリカだけでなくアジアでもワニ映画が制作されていると発覚!
今回はメジャー・マイナー問わず様々なワニ映画をまとめてみました。
ワニ映画がサメ映画の地位を乗っ取る日も近いかもしれません!
90年代に制作されたワニ映画。後に「レイク・プラシッド」シリーズとして続編も制作されました。
『13日の金曜日』シリーズPART2、3のスティーヴ・マイナー監督が手掛け、配給に20世紀フォックス映画(現20世紀スタジオ)が関わるなど、ワニ映画としては大きな作品。
湖に下半身がない遺体が発見され、正体を突き止めるべく調査すると、体長10mにも及ぶワニが襲いかかります。
船やヘリを破壊するなど、当時からかなり破壊工作に余念がないおすすめのワニ映画です。
ワニ映画の多くが、ほとんどファンタジーのような設定に対し、『ブラック・ウォーター』は実際に人がワニに襲われ、命を落とした事件を元に制作されています。
オーストラリアに旅行できた姉妹が、ツアー先でワニに襲われ逃げ続けるというホラー要素がおすすめ。
ワニが目の前で人間を喰らう"音"にも注目してほしいです。
オーストラリアのカカドゥ国立公園に生息する、超巨大イリエワニの恐怖を描くパニック映画。
「ワニは自分よりも大きなものは襲わない」という豆知識とも恐怖の伏線とも取れる発言から、お約束どおり小型船を超える巨大ワニが観光客に襲いかかります。
その巨体に似合わず最初は音もなく1人、また1人と喰われる展開はなかなかにホラーです。
また、ワニ映画としての魅力はもちろん、自分が助かりたい一心で人間の最悪な部分も浮き彫りになる"胸糞"演出も見せる、良作ワニ映画となっています。
ちなみに、犬好きな人は閲覧注意です。
何度でも蘇る「メガシャーク」が、陸の覇者「クロコザウルス」とガチンコ勝負するワニ映画。
人気B級映画のシリーズであり、B級ならではのCG演出やストーリーもありますが、スケールのデカさはA級です。
なんかよくわかんないけど、クロコザウルスの卵をメガ・シャークが狙います。
戦いの舞台になってしまった、パナマ運河のとばっちり具合も含めておすすめです。
中国発のワニ映画でありますが、これまでのパニック映画とは異なり、どこかワニに同情してしまう演出も盛り込まれた作品となっています。
ただ、これだけ巨大な図体なのに人はあまり食べません。意外と優しいヤツなんです…。
そのかわりにワニを目の敵にしようとする人間の醜悪さなども描いており、既存のワニ映画の価値観を変えてくれる内容となっていました。
巨大ワニと子どもの友情も描かれており、人がそんなに喰われない内容も踏まえて、小さなお子様にも見ていただけるワニ映画です。
コメントしてポイントGET!
2021/02/28 18:14
こんにちは!味のある選択で、楽しく拝見しました!『U.M.A レイク・プラシッド』の牛シーンが大好きです。
ぼくは古い人間なので、この路線ですと「キラー・クロコダイル」が思い浮かびます。フルチ映画の常連脚本家の映画なので、めちゃくちゃなのですが、今の低予算CG動物パニック映画の系譜になっているかと!
もし、未見でしたら是非ご覧になってください。きっと気にいると思います。
2021/02/12 11:53
すぴ豊です。
このコラム、ワクワクしました!
『クロール』もよかったし『ランペイジ』のワニゴンも最高でしたよね!
もうカルトの域でしょうがトビ・フーパーの『悪魔の沼』もある意味ワニ・ホラーでした。
サメ、ワニに次いで多い動物系ホラーってなんだろう?蛇?熊?意外にクモですかね(笑)
2021/3/1 更新
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