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クリストファー・ノーラン https://elpais.com/cultura/2018/10/25/actualidad/1540474769_089015.html
その作家性と驚異の映像表現で人気を博す、鬼才クリストファー・ノーラン。
これまで数多くの作品を世に送り出してきたノーランだが、そのジャンルは多岐にわたる。
あなたが好きなのは、圧倒的なリアリティを持たせたアメコミ映画だろうか?とてつもないテーマ性を持ったSF映画だろうか?それとも史実に基づく戦争映画だろうか?
ここでは、これまで様々なジャンルで才能を遺憾なく発揮してきたクリストファー・ノーラン監督作品を振り返る。
『Doodlebug(原題)』(1997)
https://www.imdb.com/title/tt0411302/mediaviewer/rm3995998720?ref_=tt_ov_i
当時クリス・ノーラン名義だったノーランが、長編映画を監督する以前に製作した短編映画。
アパートの一室を舞台に何かにとり憑かれたかのような男の姿を描く一作だが、その焦燥感を煽る描写や謎めいた空気感は当時から健在だった。
若くして、フィルムメーカーとしての実力と才能を遺憾なく発揮しており、日常にありふれたシチュエーションの中に、ミステリーを混在させる。
約3分間と短めであるが、驚愕のラストは圧巻だ!
『フォロウィング』(1998)
https://www.imdb.com/title/tt0154506/mediaviewer/rm2825270784?ref_=tt_ov_i
クリストファー・ノーランが監督・脚本・製作・撮影・編集をこなし、製作費6000ドルの低予算で作り出した、衝撃の長編デビュー作。
退屈のあまり人を尾行する趣味に没頭する男の不運な末路を描く『フォロウィング』は、人間の性をテーマに扱った作品である。
時系列をごっちゃにしたところはまさにノーランらしく、モノクロで手持ちカメラの揺れを利用したアーティスティックな映像は、とてつもない芸術性に優れている。
中盤で部屋のドアにバットマンのロゴが登場し、その後のキャリアを想起させる。
随所にちりばめられた伏線の数々を見逃さないようにしたい。
『メメント』(2000)
https://www.imdb.com/title/tt0209144/mediaviewer/rm655365120?ref_=tt_ov_i
クリストファー・ノーランの名前を一躍世界に知らしめた、時間逆行型サスペンス。
主人公の保険調査員・レナード(ガイ・ピアース)が、ある男を射殺した瞬間から始まり、そこにいたる発端となった出来事まで遡っていくストーリーが展開される。
時間的展開が通常の映画と異なる点が非常に革新的であり、フィルムメーカーとしてのノーランの個性が現れている。
カラー映像とモンクロ映像を混合させ、物語が進むにつれて謎が紐解かれていく様は観ている側としても鳥肌ものだ。
クリストファー・ノーランの弟であるジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』が基になっている。
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2021/3/1 更新
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