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【セクシーなだけじゃない!】伝説の大スターの真の魅力に迫るマリリン・モンロー出演映画おすすめ8選

スターとしての栄光とは裏腹に波乱だらけのマリリンの人生

UNITED STATES - JANUARY 01: A studio portrait of the American starlett Marilyn MONROE when she was the star actress of the 20TH CENTURY FOX notably in the film BUS STOP shot in 1956. (Photo by Keystone-France/Gamma-Keystone via Getty Images)

マリリンは1926年にロサンゼルスで生まれたが、複雑な家庭環境のため里親に育てられたり孤児院に預けられたりした。16歳の時に航空会社の整備工と結婚したが、夫が兵役に就いたため生活のため工場で働くようになる。ここで撮られた写真が陸軍の機関誌に掲載されたことがきっかけとなり、モデルの仕事を始める(これが原因で夫とは離婚)。
1946年に映画会社のスクリーンテストに合格して女優デビューするが作品にも役にも恵まれず、生活のためにヌードモデルをしながら演技を勉強。やがて、巨匠ジョン・ヒューストンの傑作フィルム・ノワール『アスファルト・ジャングル』(1950)の悪女役が高く評価され、アカデミー賞で6部門を受賞した名作『イヴの総て』(1950)では「ブレイクを狙う新人女優」という自身を思わせる役で注目を浴びるなど、作品にも役にも恵まれるようになる。
そして、『ナイアガラ』の主演で大ブレイク、『ショウほど素敵な商売はない』(1954)など活躍の場を広げていく。そんな中の1954年、3年前に現役を引退したメジャーリーグの大スター、ジョー・ディマジオと結婚。読売ジャイアンツに招待されたこともあり、新婚旅行を兼ねて来日した。しかし、この旅行の間にすでに二人の間には溝が生まれ、結局9ヶ月で離婚してしまう。

『王子と踊子』

A young man looking at American actress and model Marilyn Monroe (Norma Jeane Baker) dancing alone in the film The Prince and the Showgirl. Great Britain, 1956 (Photo by Mondadori Portfolio by Getty Images)

スターとしてブレイクしたものの、契約していた20世紀フォックスは彼女に「少し頭の弱い金髪美女」系の役ばかり与えたため、それを不満に思った彼女は名門アクターズ・スタジオで本格的に演技を勉強、舞台で『欲望という名の電車』などに出演して好評を博した。
映画界に戻ってからはそれまでのイメージを払拭しようと努力、自身のプロダクションを設立してイギリスから名優ローレンス・オリヴィエを招いて『王子と踊子』(1957)を製作・主演するなど、セックス・シンボルからの脱却を目指した。
また、1956年には劇作家アーサー・ミラーと3度目の結婚をするが、この頃から精神的に不安定になり、すっぽかしなど撮影に支障を来すなどたびたびトラブルを起こすようになる。加えて流産したり、当時大統領だったジョン・F・ケネディと不倫関係になるなど、プライベートでの波乱は最高潮に達していた。
ミラーとの離婚、新作映画『女房は生きていた』を途中降板させられるなどの出来事を経た1962年8月5日、自宅の寝室で全裸の状態で死亡しているのが発見された。睡眠薬あるいは薬物の過剰摂取による事故死、自殺、ケネディとの関係が原因となった謀殺などさまざまな説が生まれたが、いまだに確かな真相は明らかになっていない。
葬儀は、ミラーとの離婚の後に親交を復活させていたディマジオが取り仕切り、ごく小規模で行なわれた。
36歳の生涯のうち、女優として活動したのは約16年、スターとして認められていたのは10年間だった。

MARILYN MONROE -- Pictured: Marilyn Monroe (Photo by NBCU Photo Bank/NBCUniversal via Getty Images via Getty Images)

【マリリン・モンローおすすめ出演映画8選(1)】

◎ナイアガラ(1953年 20世紀フォックス)

『ナイアガラ』DVD(発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)

https://www.cdjournal.com/image/jacket/large/421206/4212060043.jpg

マリリンが(当時の彼女のパブリック・イメージの延長線上にある)悪女役ながら主演で大ブレイクを果たしたサスペンス。監督は、ジョン・ウェインの『勇気ある追跡』(1969)などの西部劇を中心にさまざまなジャンルの娯楽映画を手がけたヘンリー・ハサウェイ。
新婚旅行でナイアガラの滝のロッジに泊まったカトラー夫妻は、隣に泊まっていたルーミス夫妻と知り合う。ルーミスの夫ジョージ(ジョセフ・コットン)は、朝鮮戦争の際に陸軍の精神科の病院に入っていたという。そんな夫を、彼の妻ローズ(モンロー)は浮気相手の男と結託して殺そうとするが、事態は予想外の展開を見せる。そして、カトラーの妻ポリー(ジーン・ピータース)は、この事件に巻き込まれてしまう…。
基本的なストーリーはよくある愛欲サスペンスだが、当時はまだまだ珍しかったカラーによるナイアガラのロケーション撮影による観光映画的な味わいで大ヒット。そして何より、マリリンが腰を振って独特な動きで歩く「モンロー・ウォーク」が初めてスクリーンに登場、これが彼女をスターダムにのし上げた決定打になった。

◎紳士は金髪がお好き(1953年 20世紀フォックス)

『紳士は金髪がお好き』BD(発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Ym0NJExQL._SL500_AA300_.jpg

同名のブロードウェイ・ミュージカルを、『リオ・ブラボー』(1959)などの西部劇をはじめコメディや活劇など多彩なジャンルの作品を生んだ巨匠ハワード・ホークスが映画化した作品。セックス・シンボルとしてはマリリンより少し先輩にあたるジェーン・ラッセルとの共演が話題になった。
金持ちとの結婚を夢見るニューヨークのショー・ガール、ローレライ(モンロー)は、望み通り富豪の御曹司ガス(トミー・ヌーナン)に見初められ、パリで結婚式を挙げることに。しかし、ガスは父親に結婚を反対され、船に乗れなくなる。結局ローレライは、ショーの相棒で親友のドロシー(ラッセル)と船旅をすることになる。ドロシーはローレライと正反対で、イケメンならば金はなくともいい、という主義。二人の船旅は波乱続きで、裁判沙汰になる事件まで起きてしまう…。
金髪のマリリンと黒髪のジェーンと、見た目からして対照的な二人は映画の中と同様に実際の性格も正反対だったが、そのおかげで二人の仲はよかったという。劇中で歌われるミュージカル・ナンバーの中でも『ダイヤモンドは女性のベスト・フレンド』は最も有名で、マドンナの『マテリアル・ガール』のMVでインスパイアされたり、映画『ムーランルージュ』(2001)では歌詞を少し変えて歌われるなど、スタンダード・ナンバーとなっている。

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次のページ : 【マリリン・モンローおすすめ出演映画8選(2)】

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上妻 祥浩

熊本県出身・在住。地元の新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等で新作映画の解説の仕事を行な...

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