
Happy Birthday!
本日お誕生日エド・ヘルムズ
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映画『プラド美術館 驚異のコレクション』におけるもうひとつのポイントは、イギリスの俳優ジェレミー・アイアンズによるナレーションです。彼はデヴィット・クローネンバーグ監督作『戦慄の絆』(88)で双子の兄弟を1人2役で演じ、数々の映画賞を受賞しました。
最近ではスパイ映画『レッド・スパロー』(17)でコルチノイ将軍を重厚な演技を見せたほか、SF作家であるJ・G・バラードの原作を実写化した『ハイ・ライズ』(15)では、ゴリゴリの裕福層を熱演。『ハイ・ライズ』では自分が建築した豪華なマンションに住んでいますが、実生活では400年間放棄されていた城を修復して暮らしているそうです。し、城住まい…。
ナレーションと聞くと「声だけの出演」というイメージが強いかもしれませんが、『プラド美術館 驚異のコレクション』では、実際に館内でナレーションしている姿を撮影。ときに身振り手振りを交えてプラド美術館の歴史を語る姿は、建物内の荘厳さも相まって、さながら指揮者のよう…。ファン必見の姿となっています。
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フランシスコ・デ・ゴヤ『裸のマハ』
プラド美術館は2019年に開館200周年を迎えることもあり、作中では美術館の建設にまつわる話も多数登場します。
インタビューではプラド美術館200周年記念事業である「諸国王の間」のリノベーションを担当したノーマン・フォスター卿という建築家の貴重なお話も聞けるのです。
情報量が多いのでついていくのが大変かもしれませんが…映像で見る美術館の世界観は迫力満点。建築好きな人にも刺さる映像が多数映し出され、これを見ればプラド美術館はもちろん、スペインに訪れたくなること間違いなしです。
プラド美術館が建設されるまでの壮大な歴史、著名な芸術家のエピソードも盛り沢山。
彼らのことを知らなくてもプラド美術館の壮大なスペクタクルを体感できるので、もはや美術館のドキュメンタリーというより、歴史ドラマともいえるかもしれません…!
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2021/1/18 更新
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