
Happy Birthday!
本日お誕生日オ・ジョンセ
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『サーカス・オブ・ブックス』で印象的だったのは、政府が「ポルノは家族と社会を壊す」と宣言していた点です。
ポルノや同性愛を悪とみなす政府ですが、メイソン夫婦はポルノグッズを商売にしつつも、ゲイカルチャーとゲイを守り、彼らを支えていたことに間違いありません。
ゲイであるがゆえに、家族から見放された従業員の最後を看取る。そして家族を養うために真面目にお店を営む姿勢で営んできた夫婦が、家庭や社会を壊しているようにはとても見えないでしょう。
しかし、夫婦にはゲイカルチャーに関わることへ、一切の迷いがなかったわけではありません。カレンはユダヤ教徒の家庭で育ったこともあり、従業員がゲイであることは気にしなくても、自分の家族にゲイがいることはまた別問題でした。しかし、その問題と向き合わなければならないときがカレンに訪れます。
「サーカス・オブ・ブックス」は、インターネットの普及により商品が売れず、ゲイたちもアプリで出会うようになったため、客足は遠のいていきました。
しかし80年代にゲイカルチャーを支えた夫婦の努力もあって、今では同性婚を認める州が出るなど、少しずつですが良い方向に変化してきています。
ビジネスという名目があるとはいえ、同情するばかりではなく行動でLGBTQを支え続けたメイソン夫婦は、なんの変哲もないけれど人として偉大な存在と言えるかもしれません。
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2021/2/22 更新
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