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エンドロールの曲が素敵な映画15選!アーティスト・曲名も掲載!

No.1 Lana Del Rey“Born to Die”『Mommy マミー』(14)

「わたしはロランス」「トム・アット・ザ・ファーム」などで世界の映画界から熱視線を浴びるカナダの俊英グザビエ・ドランの監督第5作。2014年・第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大御所ジャン=リュック・ゴダールの「さらば、愛の言葉よ」と並んで審査員特別賞を受賞した。15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーブはADHD(多動性障害)のため情緒も不安定で、普段は知的で純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまう。そんな息子との生活に右往左往していたダイアンだが、隣家に住む引きこもりがちな女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れる。精神的ストレスから吃音に苦しみ休職中だったカイラも、スティーブの家庭教師を買って出ることで快方に向かっていくが……。

出典元:https://eiga.com/movie/81269/

Mommy マミー

Mommy マミー

2014年/カナダ/138分

作品情報 / レビューはこちら

グザヴィエ・ドラン監督作『Mommy マミー』のエンドロールで流れる曲はLana Del Reyの「Born to Die」です。

『Mommy マミー』はエンドロール曲に限らず、あるシーンで流れるオアシスの”Wonderwall”などがサウンドトラックに使われています。ちなみに本作の主人公ダイアン・デュプレ(ダイ)と、曲名の「ダイ」はかかっているの可能性があり、だとすればかなりメッセージ性のある選曲かもしれません。

エンドロールの曲を手がけた「Lana Del Rey」はアメリカのシンガーソングライター。本人が自分の曲のジャンルを「サッドコア」と語るように、哀愁ある楽曲が多い女性アーティストです。マミーのエンドロール曲となった「Born to Die」は彼女のメジャーデビューアルバム「Born to Die」に収録されています。

No.2 Sia“Waving Goodbye”『ネオン・デーモン』(16)

「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督がエル・ファニングを主演に迎え、究極の美を追求するファッション業界に渦巻く欲望と狂気を、きらびやかに彩られた独特の映像美とスタイリッシュな音楽に乗せて描いたサスペンススリラー。トップモデルを夢見て故郷の田舎町からロサンゼルスに上京してきた16歳のジェシー。人を惹きつける天性の魅力を持つ彼女は、すぐに一流デザイナーや有名カメラマンの目に留まり、順調なキャリアを歩みはじめる。ライバルたちは嫉妬心から彼女を引きずりおろそうとするが、ジェシーもまた自身の中に眠っていた異常なまでの野心に目覚めていく。モーテルで働く男ハンク役にキアヌ・リーブス。

出典元:https://eiga.com/movie/84620/

ネオン・デーモン

ネオン・デーモン

2016年/アメリカ=デンマーク=フランス/118分

作品情報 / レビューはこちら

『ドライヴ』(11)のニコラス・ウィンディング・レフン監督×エル・ファニングのタッグ作『ネオン・デーモン』のエンドロールで流れる曲はシーア(Sia)の「Waving Goodbye」です。

華やかなファッション界の闇を、レフン監督ならではのスリラーとバイオレンス描写で描いており、ラストではアゲアゲな曲がエンドロールで流れます。ゆえに衝撃のラストシーンも相まって、観客の心境はかなりカオスを極めることに…。作中でも、ダンスチューンさながらの劇伴が流れているのに、登場人物全員が棒立&メンチの切り合いをするシーンなど、見どころ・聴きどころ満載です。

LOS ANGELES, CALIFORNIA - SEPTEMBER 21: Sia performs onstage Los Angeles LGBT Center Celebrates 50th Anniversary With "Hearts Of Gold" Concert & Multimedia Extravaganza at The Greek Theatre on September 21, 2019 in Los Angeles, California. (Photo by Presley Ann/Getty Images for the Los Angeles LGBT Center)

エンドロールの曲を手がけたシーアは、オーストラリアのシンガーソングライター。覆面アーティストとしても知られており、そのミステリアスな存在が注目を集めています。「Waving Goodbye」はダンス・ミュージックを多く手掛けるディプロとのコラボレーション曲です。

No.3 Frankie Valli “The Sun Ain't Gonna Shine”『ミッドサマー』(19)

長編デビュー作「ヘレディタリー 継承」が高い評価を集めたアリ・アスター監督の第2作。不慮の事故により家族を失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンを訪れた。彼らの目的は奥地の村で開催される「90年に一度の祝祭」への参加だった。太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲き誇り、やさしい住人たちが陽気に歌い踊る、楽園としか形容できない幸福な場のように思えた。しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安、そして恐怖により、ダニーの心は次第にかき乱されていく。ダニー役を「ファイティング・ファミリー」のフローレンス・ピューが演じるほか、「トランスフォーマー ロストエイジ」のジャック・レイナー、「パターソン」のウィリアム・ジャクソン・ハーパー、「レヴェナント 蘇えりし者」のウィル・ポールターらが顔をそろえる。

出典元:https://eiga.com/movie/91493/

ミッドサマー

ミッドサマー

2019年/アメリカ/147分

作品情報 / レビューはこちら

2020年、日本で最も映えている映画であろう『ミッドサマー』のエンドロールで流れている曲は『The Sun Ain't Gonna Shine/フランキー・ヴァリ』。

日がほとんど沈まない、白夜のスウェーデンを舞台にした作品のエンドロールの曲名が『太陽はもう輝かない』という、アリ・アスター監督のユーモアセンスをビシビシ感じます。ちなみにこの曲はアメリカのバンド、ウォーカー・ブラザーズも歌っています(オリジナルがヴァリですが、カヴァーをしたウォーカー・ブラザーズの方が大ヒット)。

(C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

エンドロールの曲に起用されているフランキー・ヴァリは、1960年に結成された「フォー・シーズンズ」のリード・ヴォーカルとして活躍し、ソロ活動でも成功を収めた男性シンガー。ローリング・ストーンの選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」に名を連ねています。

No.4 Ray Charles “Hit The Road Jack”『ハウス・ジャック・ビルト』(18)

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ニンフォマニアック」の鬼才ラース・フォン・トリアーが、理性と狂気をあわせ持つシリアルキラーの内なる葛藤と欲望を過激描写の連続で描いたサイコスリラー。1970年代、ワシントン州。建築家を夢見るハンサムな独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように殺人を繰り返すように。そんな彼が「ジャックの家」を建てるまでの12年間の軌跡を、5つのエピソードを通して描き出す。殺人鬼ジャックを「クラッシュ」のマット・ディロン、第1の被害者を「キル・ビル」のユマ・サーマン、謎の男バージを「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツがそれぞれ演じる。カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で上映された際はあまりの過激さに賛否両論を巻き起こし、アメリカでは修正版のみ正式上映が許可されるなど物議を醸した。日本では無修正完全ノーカット版をR18+指定で上映。

出典元:https://eiga.com/movie/90524/

ハウス・ジャック・ビルト

ハウス・ジャック・ビルト

2018年/デンマーク=フランス=ドイツ=スウェーデン/152分

作品情報 / レビューはこちら

ラース・フォン・トリア―監督作『ハウス・ジャック・ビルト』のエンドロールで流れる曲はレイ・チャールズの『Hit The Road Jack』です。

様々な凶行に及んだ主人公・ジャックにかけた歌詞の内容(出てって!ジャック もう二度と戻ってこないでetc…)も、本編に負けず劣らず、ブラックユーモアに富んでいます。なお予告編でも分かるように、本作ではデヴィット・ボウイの『fame』や、ピアニストのグレン・グールドの曲が何度も使用されていました。それにしてもどうして残虐性の強いストーリーに限って、エンドロールの曲は陽気なものが多いのでしょうか…

(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KOLN

エンドロールの曲に起用されているレイ・チャールズは、盲目でありながらピアノを演奏し、ブラックミュージックの代表的歌手として知られています。彼の伝記映画『Ray/レイ』では、レイ・チャールズをジェイミー・フォックスが演じました。ちなみに『Hit The Road Jack』が作曲された背景と、『ハウス・ジャック・ビルト』の内容は無関係です。

No.5 John Zorn(NAKED CITY)“Bone Head”『ファニーゲームU.S.A.』(07)

「ピアニスト」「隠された記憶」のミヒャエル・ハネケ監督が、自身の傑作「ファニーゲーム」(97)の舞台をアメリカに移してセルフリメイク。主演のナオミ・ワッツが製作総指揮も務め、ティム・ロス、マイケル・ピットら豪華俳優が集結したサディスティック・スリラー。夏の休暇で湖のある別荘にやってきたファーバー一家のもとに、卵を分けてほしいと隣人の青年が突然やってくる。母親のアンは感じのよい青年に卵を分けてやるが、青年は卵を不自然に落とし……。

出典元:https://eiga.com/movie/53817/

ファニーゲーム U.S.A.

ファニーゲーム U.S.A.

2007年/アメリカ イギリス フランス オーストリア ドイツ/111分

作品情報 / レビューはこちら

『ファニーゲームU.S.A.』のエンドロール(正確にはラストシーン?)で流れる曲はJohn Zorn(NAKED CITY)の『Bone Head』です。

この曲はオープニングの家族がウキウキで別荘に向かうシーンでも流れ、監督したミヒャエル・ハネケは別荘に何か恨みでもあるのか?と思いたくなる過激な演出となっています。「人間関係が煩わしい…」と思ったときに、この曲を熱唱すれば瞬く間に誰からも話しかけられなくなるでしょう。(『ファニー・ゲーム』って映画が大好きですっ!!と嬉々とした様子で熱弁しても、同様の効果が得られます)

(C)2007 Celluloid Dreams Productions – Halcyon Pictures – Tartan Films –X Filme International

エンドロールの曲になったジョン・ゾーンはアメリカのサックス奏者。ジャズだけでなく前衛的な音楽など多岐にわたる曲を手がけています。「Bone Head」はジョン・ゾーンが89年に結成したネイキッド・シティで演奏されており、ライブ映像を確認すると甲高いシャウトのような音はサックスで演奏しているのが分かります。

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次のページ : エンドロールの曲が素敵な映画No.6~10までご紹介!

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ヤマダ マイ

映画をメインにライター活動をしています。記事を読んで映画に興味を持ってもらえたら...

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甲斐琴乃

2021/12/05 06:39

懐かしい

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2022/1/24 更新

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