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【正義とは何か】圧倒的理不尽に抗った勇気の実話『黒い司法 0%からの奇跡』

正しいことをするのには勇気がいる

何が正しくて何が間違っているのか、その見極めができていながらも、時に人は間違いを犯してしまう。そんな経験があなたにもないだろうか。周囲の目や評価を気にして、自らの意志を捻じ曲げてしまったこと。少数側に属するのが怖くて、間違っていると分かっていながらも多数側に属することを選んでしまったこと。誰もが正しいことを果たしたいと願いながらも、正しさを追求した先で絶望や失望や損失が待ち構えていると分かれば、その気持ちは容易く折れてしまう。多くを割り切った方が、目を瞑ってしまった方が、円滑にことが運ぶと、平穏に生きていられると悟ってしまえば、正しさに固執することもなくなっていく。そう、正しさを貫き続けるためには、勇気や覚悟が必要になってくる。

© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

おかしいことを「おかしい」と、間違っていることを「間違っている」と言うことなら容易い。一番肝心なのはその先で、おかしいことを、間違っていることを正すための行動を起こすことが何よりも難しい。誰も負け戦に参加したいなどとは思わないし、圧倒的不利な側に立つことも望まない。勝算があることを、正しい行動を起こすための道筋を示してあげなければ、多くを味方に引き込むことなどできやしない。

© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

圧倒的不利且つ理不尽な状況下で、地道に可能性を探っていくブライアンと仲間達。途中で心折れてもおかしくない出来事のオンパレードでありながらも、希望を捨てることなく追い縋る。現代のモラルで考えたのならあり得ないことばかり起きていくのだが、当時はそのあり得ないことが当たり前のようにまかり通っていた。それでも屈することなく正義を押し通せたのは、彼らが持つ勇気や覚悟が成し遂げた偉業としか言いようがない。そして、本作での出来事に限らず、彼らのような人物達の努力があってこそ、ぼく達の生きる今が築かれているのだと気付かされることだろう。

【あの人は今】『仮面ライダークウガ』メインキャストの当時と現在の活躍に迫る!
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ミヤザキタケル

1986年、長野県生まれ。 2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 WOWOW...

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