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『静かな雨』衛藤美彩インタビュー  乃木坂46の握手会での経験が映画に活きた

原作で描かれていない部分を監督と一緒に想像して埋めました

―本作は初めての映画で初主演ですね。出演が決まったときの気持ちをお聞かせください。

最初はとてもプレッシャーがありました。原作のあるお話ですから、原作のイメージやファンの方の思い描くこよみさんなど、いろんなことに囚われてしまうことが心配だったのです。
しかし、中川監督にお会いしたときに、「こよみさんに衛藤さんらしさを出していいから」と言っていただけて、肩の荷がすっと下りました。

©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

―こよみの役作りはどのようにされましたか。

原作では行助の描写が多くて、こよみは詳しく描かれていません。謎に包まれているイメージで、役を深めるために背景を考えるのが難しい。こよみについて描かれていないところを監督と一緒に想像しながら埋めていきました。

―昨年の東京フィルメックスでの舞台挨拶で「すんなりと役に入れたのは、こよみさんのなかに自分に近い何かがあったからだと思いました」と話していらっしゃいましたが、自分に近い何かというものが何なのか、今はわかりますか。

“自分に近い何か”という表現を使いましたが、ここが似ているということでもないのです。強さと弱さは紙一重。私は強くありたいけれど、弱い部分もある。こよみさんは強い人で、弱い部分は描かれていないけれど、そんなこよみさんでも弱い部分はきっとあるのだろうなと思ったのです。

©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

―衛藤さんもこよみも九州出身ですね。停めてあった自転車を不貞腐れて蹴り倒している男性に対して、こよみが「しゃあしいな」という九州の方言を使っていました。衛藤さんも使われる言葉なのでしょうか。

祖母や母が使っていたので知ってはいました。ただ、若い人はあまり使わないですね。私は大分市内に住んでいたので、もう少し郊外の方だと若い人も使っているかもしれません。

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ほりきみき

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