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『静かな雨』衛藤美彩インタビュー  乃木坂46の握手会での経験が映画に活きた

メガホンをとったのは中川龍太郎監督。これまで独自の世界観を持つオリジナル作品を撮り続けてきた中川監督ですが、今回、初めて原作の存在する作品に挑みました。2019年釜山国際映画祭正式出品に続き、第20回東京フィルメックスではコンペティション部門に正式出品。最も観客の支持を集めた「観客賞」を受賞しました。
原作は、ベストセラー小説「羊と鋼の森」の著者・宮下奈都のデビュー作で、2004年文學界新人賞佳作に選ばれた同名小説です。
足に麻痺があり、ひっそりと生きようとする若者・行助(ゆきすけ)を演じるのは、注目の実力派若手俳優、仲野太賀。中川監督とのタッグは『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2016)に続いて二度目になります。
常連客に愛されるたいやき屋を営むこよみ役に衛藤美彩。事故の後遺症によって記憶を留めておけなくなっても自分の世界を失わず、淡々とした強さを持つという難しい役柄を瑞々しく演じました。

<あらすじ>
大学の研究室で助手として働く行助(仲野太賀)は足に麻痺があり、引き摺って歩いている。ある日、仕事帰りに、パチンコ屋の駐車場に建つ小さな“たいやき屋”を見つけた。そこは、こよみ(衛藤美彩)がひとりで営み、彼女が焼くたいやきは多くの常連客に愛されていた。
それからというもの、仕事帰りに店に寄るのが行助の日課となった。ふたりは、少しずつ親しくなり、話をするようになる。
ところがほどなく、こよみは事故に遭い、新しい記憶を短時間しか留めておけなくなってしまう。記憶と現実のズレに困惑するこよみに、行助は一緒に暮らすことを提案した。
朝、目覚める度に昨日のことは忘れてしまうこよみに、行助は彼女の状況を静かに話して聞かせる。それを繰り返しながら、ふたりの一日を積み重ねていったのだが…。

次のページ : 原作で描かれていない部分は。。。

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ほりきみき

映画の楽しみ方はひとそれぞれ。ハートフルな作品で疲れた心を癒したい人がいれば、勧...

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