
Happy Birthday!
本日お誕生日ピーター・サースガード
『ゴーストバスターズ』や『ブレードランナー』、『プレデター』など80年代を代表するSF&アクション映画が次々にリブートされていますが、どれ一つとしてオリジナルを超えるクオリティではないと言えるのではないでしょうか。
確かに現代の技術をもってすれば、80年代では実現不可能だった映像の数々がスクリーンで描けるとは思うのですが、オリジナル版をリアルタイムで観た者にとっては、その時代に経験した全てのことが作品にオーバーラップしてノスタルジックな想いが押し寄せ、リメイクやリブート版では決して味わえない特別な何かがあるんですよね…。
…と前置きが長くなってしまいましたが、そんななかでも筆者的に絶対に触れてほしくない作品が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。
トリロジーとなった映画の第1作は、友人ドクが作ったデロリアンのタイムマシンに乗って30年前にタイムスリップした主人公マーティが、若かりし頃の自分の母親ロレインに恋されてしまい、その修復に追われる姿をコメディタッチで描くSF映画。
青春映画としても極上の仕上がりになっている本作は完璧な脚本と演出で、第2作ではマーティが30年後の未来へ行き、その世界に登場したホバーボートやメガネ型のコンピューターなどが何十年後かに現実でも実現し、現代テクノロジーやカルチャーに多大な影響を及ぼしたシリーズでもあります。
「そんな画期的な作品をリブートしようとのアイディアが、いまだにハリウッドで挙がっていないのが不思議…」だと思っている映画ファンがいてもおかしくないでしょう。
筆者もその一人でしたが、なんでもトリロジーでメガホンを取ったロバート・ゼメキス監督が、「自分の目が黒いうちは絶対にシリーズをリメイクさせない」と頑なに拒んでいるそうで(祝!)、監督が長生きして、筆者が息があるうちはシリーズがリブートされないことを願うばかりです。
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2021/3/1 更新
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