映画board

『ガリーボーイ』公開★インド発ヒップホップムービー爆誕!ラッパーTakuya IDEが映画&ラップの魅力を語る

『ガリーボーイ』

『ガリーボーイ』

『ガリーボーイ』は、インド最大のスタム街ダラヴィ地区に住む青年ムラドが、今も色濃く残る格差社会からくる貧困と抑圧をリリック(歌詞)にのせ、ラップで自分の思いを解き放ち、厳しい現実を変え、自由を手に入れるために、ラップバトルに挑んでいきます。
しかし、この映画は単に貧困から音楽での成功する物語ではありません。
ムラドの両親は息子の将来を考え大学に通わせるものの、親に反抗し、人とは違う道を選ぼうとしていきます。

今、なぜヒップホップが人気なのか?インドの青年ムラドは何故ラップをするのか?
そんな問いを掘り下げながら、Takuya IDE(井出卓也)さんに話を聞きました。

僕は「この映画、リアルだね」っていうジャッジは出来ない。

Takuya IDE(井出卓也)インタビュー画像

Q:まず映画の全体的な印象は?

Takuya IDE(井出卓也):
まず色々お話しさせていただく前に、前置きみたいなことをお伝えさせていただきますね。
この映画を観た人の感想やコメントには「リアル」という言葉がよく使われています。インドの「貧困」「格差」という「リアル」な問題、現在のインドのヒップホップの「リアル」な状況。でも僕は「この映画、リアルだね」っていうジャッジは出来ない。なぜかというと、僕らはこの生活(インド・タラヴィ地区のスラム)を実際に経験していないし、見てもいない。例えばですけど、日本を全く知らないポーランドの方が日本の漫画喫茶の映画を観て「リアルだ!」って言っても、何がリアルなのか、というようなことですか。
ヒップホップの「言葉」っていうのは「どれだけ本当の事を言っているか」という所が勝負なんです。
だから、「この映画リアルだね」っていう感想を言うには、ヒンディー語の言葉だとか、住んでいる人の言葉というものをしっかり理解していないと「リアルだ」とは言えないんじゃないかなと思います。

『ガリーボーイ』

本作は、ボリウッドという大きな映画市場の中で、2019年インド映画世界興行収入2位(2019年6月4日時点)を記録。第92回アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)のインド代表作品にも選出され、インド中で影響を齎した作品の一つとも言われています。

Takuya IDE(井出卓也):
ただ、インドで “この映画は間違いない!”という声があがっているのなら、リアルなんだなと思います。
そして、そこに住んでいる人たちが「リアル」と感じるからこそ、伝わるものがある。
日本の人が観る時に、そこは考えてほしいなと思いました。格差社会があって、そこから抜け出した、っていうことのリアル。
リアルかリアルじゃないかって、ヒップホップの映画だと特に皆さん色々言うので、そういう基準で観るものじゃない、といのが最初に言いたい事、映画を観た率直な感想です。そこを踏まえて、今回の取材で言葉をのせたいなと思います。

次のページ : 実在のラッパーをモデルにしたリアルな物語

Commentコメント

コメントしてポイントGET!

投稿がありません。

この記事の画像  20枚

Writer info

itoimiki

海外ドラマboardでもライターをしています。 映画、ドラマ、舞台の企画プロデューサ...

more

Recommend関連記事

この記事について報告する

board作品へのコメント

Comment記事へのコメント

Ranking動員数ランキング

2019/11/12 更新

映画動員数ランキングへ

Popular人気記事&コンテンツ

Weekly Vote今週の対決

投票する

Pollアンケート

好きな映画のジャンルは?

好きな映画のジャンルは?
SF
アクション
クライムサスペンス
コメディ
青春
ドキュメンタリー
ヒューマンドラマ
ファンタジー
ホラー
ミステリー
ミュージカル
ラブロマンス
戦争
歴史
アンケートに答える

Official SNS公式SNS

Presentプレゼント

ご応募はこちら

Popular Tags人気のタグ

洋画 STAND BY ME ドラえもん おすすめ映画まとめ 最強のふたり ホラー ミステリー・サスペンス セクシー ドラマ パッドマン 5億人の女性を救った男 ライフ・イズ・ビューティフル

Pick Upピックアップ