「引っ越し大名」公開！文化系モテ男・星野源のオススメ映画10選！

３． 映画「箱入り息子の恋」（2013年）

キノフィルムズ

星野源の初主演映画「箱入り息子の恋」。市役所勤めの童貞こじらせ系男子・天野雫健太郎（星野源）と盲目の箱入りピュアガール・奈穂子（夏帆）とその家族のハートフルラブストーリー。

代理見合いで出会って親に結婚を勧められていたはずの二人なのに、今度は親に交際を反対され「ロミジュリ」状態で抑えきれない初恋に突っ走るという一見、よくあるストレートなラブストーリー･･･のはずが、ちょっとしたシーンが一癖も二癖もあり、市井昌秀監督とそれを何とも言えない絶妙さで表現する星野のセンスが出まくり！

しかも、普通のラブストーリーでは起こり得ない事件が何度も起こるので、笑ったり驚いたり、二人のピュアな想いに泣いたりしながら、2時間があっという間です。

最初は親に甘えていることにも気づけていない健太郎が恋をしたことでメキメキと素敵男子に成長していく姿とメガネを外した不意打ちの満面の笑みに、星野ファンなら萌えまくりな作品です。

４． 映画「地獄でなぜ悪い」（2013年）

シネマトゥデイ

ヤクザの組長が獄中にいる愛する妻のために、一人娘を主演に抗争真っただ中の現場で映画を撮る！？アクション、ラブ、ヤクザ、コメディー、青春なんでもありでなぜ悪い！？の映画愛に溢れた血みどろハチャメチャファンタジー。

星野は、ヤクザの娘ミツコ（二階堂ふみ）と偶然出会ってしまったばかりにヤクザ映画の監督を務めることになる不運な青年・橋本公次を演じています。

園子温作品の中ではライトに何も考えずに楽しめる作品で、ストーリーもメインパートが3つに分かれており、その3つが混戦しながら、クライマックスまで一気に突っ走ります。

國村隼のガンアクションの格好良さ、映画好きにはたまらない映画バカたちの熱過ぎる青春模様、全力キュートに走り回る二階堂と濃いキャストの中で、星野も振り切った演技を披露しています。

本作は第38回トロント国際映画祭観客賞など3つの映画祭で受賞し、星野も第37回日本アカデミー賞新人俳優賞など多くの新人賞を受賞しました。