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【おすすめ松本清張ドラマ】ヒロインの白く美しい肌が強烈な印象を残す「天城越え」

「天城越え」と聞くと、石川さゆりの代表曲を思い出す方も多いと思いますが、この曲を聞くたびに、私はこのドラマのヒロインを演じた大谷直子の色香漂うなまめかしいうなじと白い肌を思い出します。

「天城越え」は、1959年に発表された松本清張の短編小説で、1978年にNHKで初めてドラマ化され、その後1983年に田中裕子主演で映画化、1998年にはTBSで田中美佐子、二宮和也主演のドラマが放送されています。

今回AXNミステリーで放送されるのは、当時NHKの名物ディレクターだった鬼才和田勉(わだべん)が演出した1978年放映のドラマでその年の芸術祭/ドラマ部門/大賞を受賞した名作です。

1970年代中盤から80年代にかけて、NHKでは和田勉演出によって数多くの松本清張原作の小説がドラマ化されましたが、中でも本作は出色の出来栄えと言っても過言ではありません。
家出した少年が、足抜けして逃亡中の娼婦と天城峠で出会い、彼女に淡い恋心を抱くところから物語は始まります。

家出少年役を演じた鶴見辰吾と同年代の私は、娼婦のハナを演じる大谷直子の匂い立つような美しさを見て子供心にもドキドキしたのを覚えています。
また、憧れと軽蔑が入り混じった思春期特有の女性への興味を巧みに表現した鶴見辰吾の演技もまた名演でした。
そして、日雇いの土工を演じる佐藤慶の不気味な存在感も強く印象に残りました。
原作者の松本清張自身が事件の重要参考人であるお遍路さん役を熱演しているのも見どころのひとつです。

内容はかなり大人向けでしたが、和田勉の大胆でダイナミックな演出に引き込まれ夢中になって見たのをよく覚えており、今でも忘れられないドラマのひとつです。
幼い頃にこのような質の高いドラマに出会えたからこそ、その後も映画やドラマを見続けることになったのだと思います。
ミステリーファンなら、是非見てほしい一作です。

© NHK

あらすじ

1926年夏、天城峠で男の死体が発見される。事件が発生したと思われる時間帯に、紺がすりの着物を着た家出少年、着物姿の娼婦、それに過去を閉ざした流れ者の三人の人物が天城峠を越えていたことがわかる。ベテラン刑事と若い刑事が捜査に当たるのだが…。

キャスト
大谷直子、佐藤慶、鶴見辰吾、宇野重吉 松本清張ほか

放送情報

天城越え(全1話)
AXNミステリー
7月15日(月・祝)10:30am~

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Writer info

本間 美由紀

映画と海外ドラマが好き

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