映画「ビューティフル・ボーイ」（4月12日公開）

シネマトゥデイ

主演はティモシー・シャラメ、スティーヴ・カレル。Netflixのドラマ「13の理由」などで日本でも知られている脚本家ニック・シェフ。

そのニック自身が、薬物依存に陥り、7つの治療センターで入退院を繰り返し更生するまでを描いた回顧録「Tweak」とニックの父親視点で描いた回顧録「Beautiful Boy」、2つの視点で描かれたベストセラーノンフィクションを映画化した「ビューティフル・ボーイ」。

父親デヴィッドをスティーヴ・カレル、息子ニックをティモシー・シャラメが演じています。品位方正で優等生だった青年ニックは、ふとしたきっかけでドラッグに手を出してしまいます。

家族や友人など周囲とひずみが生じ、自分を見失っていく中、父デヴィッドだけはニックにとことん向き合い、8年もの長いトンネルを二人三脚で乗り越えていく心揺さぶられる真実の物語です。ティモシーは2018年に映画「君の名前で僕を呼んで」でアカデミー賞助演男優賞ノミネート他、多くの映画賞を受賞。

本作でも第76回ゴールデングローブ賞などにノミネートしており、2019年度の米アカデミー賞ノミネートも確実と言われています。GWの大型エンタメ映画が続々公開される中でも、良質な「ザ・映画」を観たい方にオススメな一作です。

映画「キングダム」（4月12日公開）

東宝MOVIEチャンネル

主演は山崎賢人。共演は吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈など。山崎賢人をはじめとした豪華俳優陣が集結し、実現不可能といわれたエンタテインメント大作映画「キングダム」がついに公開！

物語は紀元前の中国。七つの国が熾烈な争いを繰り広げていた500年に及ぶ動乱の春秋戦国時代。

秦の国に貧しくとも夢を持つ二人の少年がいました。天下の大将軍になることを目標に、日々、剣術の鍛錬に励んでいた戦災孤児の少年・信（山崎賢人）と漂（吉沢亮）。

そんなある日、漂だけが王宮で仕えることに。しかし、王宮で上を目指していたはずの漂は、血まみれで信の前に現れ、信にある地図を託し、力尽きてしまいます。

漂の遺言に従いその場所へ行くと、そこには漂に瓜二つの秦の国王・嬴政（えいせい）（吉沢亮・二役）が。前人未踏の中華統一を目指す嬴政とともに歩むことを決意した信。

梟鳴（きゅうめい）族の末裔である河了貂（かりょうてん）（橋本環奈）や山界の王・楊端和（長澤まさみ）など、多くの強者を味方につけ、信と嬴政は誰も成し遂げていない中華統一を目指します。そんな中、国王の弟・成蟜（本郷奏多）が反乱を起こし、王の座を巡って壮大な戦いの火蓋が切られます。

孤児の信を演じるために減量し筋力アップさせて臨んだ山崎の気合いと、中国ロケだからこそ出来た壮大なスケールのアクションシーンにもご注目ください！