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安室奈美恵

『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』の親友コンビ!島袋美由利さん×若山詩音さんインタビュー

島袋さん、若山さんが中学時代にアツくなったこととは?

©新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会

ーー TVシリーズでは高校生編、今回の映画版では中学生編が描かれます。サッカーに情熱を注ぐ希たちのように、お二人が中学時代にアツくなったものはありますか?

島袋◆今、振り返ると何かに一生懸命というのをしてこなかった気がします。今がすごく楽しいから忘れちゃっているのかも、とも思ったのですが、部活には入っていなかったので、自分が情熱を注いでがんばるというよりも、部活に情熱を注いでいる友達を見て、かっこいいと思ったり、眩しさを感じていました。がんばっている子たちに勝手に思いを託していた中学時代だった気がします。

スポーツが苦手というのもあって、運動系の部活に入っている友達にあこがれのような気持ちを抱いていました。私も中学時代からなにかに情熱を注いでいたら、何か掴めたかもしれないと思うこともありますが、今、声優という好きなことをようやく見つけられた満足感はすごくあります。

若山◆私は、テスト勉強です。自分で言うのもなんですが、かなりがんばっていました。歴史と英語が得意で大好きでしたが、他の教科もそれなりの点数を取らなければいけないと、通知表を見るたびに“がんばろう”と気合を入れていました。

今思うと、勉強をして、テストで良い点をとることでアイデンティティを保っていた気がします。当時は、苦しかったし、楽しくないと感じることもありましたが、振り返って見ると、嫌じゃなかった、むしろ、好きで勉強していたのかなとさえ思えます。

声優という情熱を注げる仕事を見つけたことに大満足! と教えてくれた島袋さん

中学時代の希のように、壁にぶつかった経験は?

ーー 中学生編では希が男子サッカーの中でフィジカルな面において苦悩する姿が描かれます。お二人が声優という仕事で壁にぶつかった経験はありますか?

若山◆希は体格や体力の面で、男子との差を感じますが、声優の世界で同じような壁にぶつかったことはありません。自分と自分以外という点においては、技術の差や声質という点で違いを感じることはあります。これは、私には無理だな、向いていないなという声(役)はやっぱりあると思うので。

でも、逆に、これは私向きというのもあるので、壁というよりは、向き不向きの問題かもしれません。

島袋◆それぞれの声の質というのはあると思います。サッカーでいうポジションですね。例えば、以前は少年の役は女性の声優さんが担当することが多かったし、1人のキャラクターのゆりかごから墓場までを演じられるのは女性のほうが幅広くできる気もしたけれど、最近は大人でも少年のような声が演じられる男性声優さんもたくさんいます。男性特有の雄々しさは男性しか出せないですし……。

このポジションに行きたいなと思うことはあるけれど、そこは自分の声質と相談しなければいけない部分は大いにあると感じています。

若山さんが声優として目指す”ポジション”とは?

ーー お二人が目指す声優としての“ポジション”を教えてください。

島袋◆作品に溶け込めるようになりたいです。作品を楽しんでいたから、声は気にならなかったけれど、この人が演じていたのか、と最後に気づいてもらえるようになりたいです。もちろん、声を聞いて私だと分かってもらえるのもうれしいんですけれどね(笑)。

若山◆ナチュラルなお芝居といったらこの人、と名前をあげてもらえるようになりたいです。そのためには新しいことにいろいろと挑戦していく必要はありますが、ナチュラルなお芝居の代名詞になれるように、たくさん経験を重ねていきたいです。

「声優になるために東京に行く!」と決めた島袋さんがとった行動とは?

ーー 中学生編で希はある意味“我慢の時間”を過ごすことになります。お二人は我慢を乗り越えた経験はありますか?

島袋◆高校を卒業して東京に行こうと決めたときです。このまま地元に止まっていてもいいことはひとつもない。声優になる夢を叶えるためには家を出る必要があると思い、誰にも相談せずに、アルバイトでお金を貯めて、東京で住む場所も決めて、1週間後に東京に行きますというタイミングで家族に“家を出ます”と宣言しました。勢いは重要だなとあのときの経験で実感しました。

本当は、キャリーバックひとつでとか、2万円だけ握り締めて東京に出てきましたみたいなシチュエーションもかっこいいと思ったけれど、現実的に考えたらそれはムリ。とても用意周到な家出です(笑)

若山◆すごい決断力だし、その準備は適切だと思います。私が我慢だと感じるのは、オーディションに落ち続けて、なかなか受からないときです。ひたすら我慢の時間が続きます。そういうときには、自分にできる精一杯のことはきちんとやるようにしています。

発声や滑舌をチェックし直すなど、初心にかえることを意識します。オーディションテープを収録するときは、妥協をせず、本当にいいと思えるものを作れるまでがんばるようにしています。

「自分にできることは精一杯やる」をモットーとしている若山さん

”青春”という言葉からイメージすることとは

ーー 希、佐和、それぞれの役へのアプローチを教えてください。

島袋◆希は理屈で動く子ではありません。好きだからやる、猪突猛進のイメージでと監督が教えてくれました。好きという気持ちで向き合いぶつかっていく力や、後先考えずに突き進むパワーが、周りを惹きつけると思います。

中学生編は悶々と過ごす時期が描かれますが、悲観的になるのではなく、「私はできるのに!(試合に)出してよ、私を使ってよ」という気持ち、ちょっと単細胞的にも見えるけれど、勢いをつけることは常に意識していました。

若山◆どうしてこんなにのんちゃん(希)のことを心から応援したり、人に優しく接することができるのか。佐和の育った環境が大きく影響していると監督から教えていただきました。

佐和がのんちゃんを応援することに理屈はなくて、ただシンプルにのんちゃんのサッカーに惚れ込んだと気づいてからは、とても演じやすくなりました。あれこれ考えずに、感じたままにアプローチしていきました。

©新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会

ーー “青春”と聞いてイメージすることを教えてください。

島袋◆泥臭さです。大人になると相手のことを考えていろいろなことを躊躇しがちだけど、相手が先生だろうが、監督だろうが、今を真剣に生きているからこそ迷うことなくぶつかっていける。振り返らずに走っていけるのは、青春時代ならではだと思います。

若山◆みんなで一つの目標に向かっていくことです。部活もそうだし、文化祭や体育祭など学校行事ではクラスみんなで「がんばるぞ!」って一丸となる。こういうのは青春って感じがします。

©新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会

ーー 中学生編には男子キャラも多く登場します。気になるキャラクターはいますか? 監督を含めてもOKです。

島袋◆男子3人組が恩田にいくかいかないかというスタンスもすごくかわいらしくて好きなのですが、監督も入れてOKであれば、断然監督です。恩田のことを分かっているし、未来を考えて試合に出さないと決めたシーンでは「監督〜!」って叫びたくなっちゃいます。ぐっとくるセリフもたまらないし、つぶらな瞳も含めて、すべて好きです。

若山◆監督は、大人になった今だからこそ、分かる魅力の塊という感じで、私も大好きです。嫌われ者の役を自ら引き受けたりして、「かっこいい〜!」って思っちゃいます。自分が中学生だとしても、冷静な雰囲気や頭が良さそうな感じに惹かれて、憧れていたと思います。周りをよく見ているところ、決めるべきときに決めてくれるカッコ良さに惹かれます。

子どもの頃、夢中になった遊びは?

子どもの頃、ハマった遊びを教えて!

ーー 遊びがテーマの媒体です。お二人が子どもの頃ハマった遊びを教えてください。

島袋◆年が離れた弟と遊ぶときには、もっぱらテレビゲームです。一人のときは絵本の読み聞かせ。自分に読み聞かせていました(笑)。赤ちゃんの形をしたお人形をお風呂に入れたり、髪を乾かしたり、世話をすることにハマっていました。なので、弟の寝かしつけやミルクを作るのも率先してやっていました。

若山◆小学生の頃にハマったのはボードゲームです。母と姉と3人で遊ぶことが多かったです。一番年下ですし、あまり強くなかったので、負けることも多かったのですが、実は結構、負けず嫌いなので悔しい思いをたくさんしていました(笑)

ーー 公開を待つファンにメッセージをお願いします!

島袋◆女子サッカーがテーマですが、少年マンガのような“一直線!”のアツさのある作品です。試合のシーンでは、本当の試合のように応援や指示の声が聞こえてきて、臨場感がすごくあります。サッカーができる人にはその視点の味わい方ができるし、サッカーをよく知らなくても、興味を持つきっかけになる作品だと思います。まずは観て、感じていただけたらうれしいです。

若山◆佐和の視点が作品を観る方たちに一番近いと思います。サッカーをよく知らない方には、佐和の視点で観ることをおすすめします。悶々としているのんちゃんのとなりで、応援してあげることしかできない佐和ですが、最終的にはのんちゃんがのんちゃんらしくいられることが大事だと、分かっていくところも見どころです。佐和の視点で一緒にのんちゃんを応援してください。

<作品情報>

©新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会

『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』

【Story】
女子中学生サッカープレイヤー・恩田希は、誰よりも練習し、誰よりも努力してきた。それでも、彼女は試合になかなか出してもらえなかった。藤第一中学校、男子サッカー部──。それが、彼女の今いるフィールドだ。中学2年生となった希は、監督に「新人戦の1回戦に出たい!」と何度も願う。その理由は、対戦相手にあった。
一緒にサッカーを続け、小学4年生で転校していった、幼馴染の“ナメック” 谷安昭がいる、江上西中学校なのだ。「サッカーはフィジカルだ。身体のデカイ俺に、女のお前が敵うわけがない。男というだけで俺は──お前を超えたレベルにいるんだ」 再会したナメックから受けたその言葉を、希は試合に出て、勝つことで、はねのけたかった。
「上等だわ。見せてやろうじゃない。私に何ができるのか」 希の孤独なチャレンジに、いま、ホイッスルは鳴らされた!

【CAST】
島袋美由利、若山詩音、内山昂輝、逢坂良太、土屋神葉、白石涼子、遊佐浩二
【STAFF】
原作:新川直司 「さよならフットボール」(講談社KC刊)/「さよなら私のクラマー」(講談社『月刊少年マガジン』連載)
監督:宅野誠起 脚本:高橋ナツコ
キャラクターデザイン:伊藤依織子
音楽:横山 克 
アニメーション制作:ライデンフィルム
プロデュース:斎藤俊輔 アニメーションプロデューサー:柴 宏和
製作:「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会
配給:東映
主題歌:小林愛香「空は誰かのものじゃない」(トイズファクトリー)
©新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会

『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』公式サイト

※本記事は、「アソビフル」にて掲載された記事を転載したものです。

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